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この記事を書いている私は、Web制作というお仕事を22歳からフリーランス、24歳で法人化して(一人会社ですが)、ろくに就職もせずにフリーランスで成功?何を成功というのかはわかりませんが、ちゃんと仕事も安定して回し、自由に生きれている者です。今は独立10年目の31歳。
リモートワーク推進でフリーランスになってみたいという方が増えていると思います。そんなフリーランスになってみたい。独立して自分の道を歩みたい!と思っている方に、少しでも役に立つ情報をお届けできたら幸いです。
この記事では私がフリーランスとして生きる上で実践している心得やノウハウを5つ紹介したいと思います。最後までお読みいただけると嬉しいです。
覚悟がすべて。失敗したらサラリーマンに戻れば良いと少しでも思っていたら独立は無理
フリーランス、独立。聞こえは単なる自営業ですが、ワンピースのルフィのようにならないとフリーランスにはなれません。バカと言われようと、お前には無理と言われようと、大声を張って「海賊王におれはなる!」いや間違えた「フリーランスでおれは生きる!」と言わなければなりません。
僕がフリーランスになろうと思った理由は別の記事にて解説していますが、ぶっちゃけ、自分にはフリーランスの道以外無いと心底思いました。学歴もないし(高卒だし)、日本社会に向いてないし(帰国子女だから)、通勤とかダルいし(渋谷に通って国道246号の排気ガス吸って肺炎になったことあるし)で、フリーランスになるという選択一択です。
失敗したらサラリーマンになればいいとか、フリーターでバイトすればいいとかっていう選択肢もなし!これは自分のプライドが許さなかったわけです。
なのでフリーランスになりたい、独立したい諸君、覚悟はあるかね?お金でも名声でもなく、その道を進み、その道を愛する覚悟は、君にあるかね?
人事を尽くして天命を待つ。できることはすべてやれ!
フリーランス、独立するイコール、自分で自分に仕事を与え、こなさなければなりません。当たり前です。あなたのケツを叩いてくれる人は誰もいません。あなたが社長であり、部長であり上司であり、部下なのです。オールインワンがフリーランスです。
ということは、仕事という仕事(お金をもらうクライアントワーク)以外の仕事も自分で考え、こなしていかなければならないということ。
例えばクライアントワークがなくて困っているなら
- 駆け出しの時だったら、知り合いに片っ端から電話して、独立したことを伝える。
- 家族や友達経由で誰か役に立てる人(仕事をもらえる人)がいないか探ってもらう。
- 仕事募集サイトで片っ端から提案する。
- 協業者を募集している企業を見つけてアプローチする。
等など。
これだけやってダメだったら俺はあきらめる。 これだけやって上手くいかなかったら悔いはない。
そう思えるまで行動しないとダメです。ダメというか、そう思えるまでやれば絶対道は開けます。
禁句!フリーランサーが言ってはならない言葉
フリーランサーが言ってはならない言葉、それは「暇」という言葉です!フリーランスに暇は存在しないのです。クライアントワークがなかったら、ブログ書いてみるとか、税務を1日30分やってみるとか、部屋の掃除、家の掃除するとか、勉強するとか。やることは沢山あります。
自分で自分のすることを意識的に選んでいく。それがフリーランスというライフスタイルなのかもしれません。
技を増やせ。生き延びる確率を上げろ。ひとつのことしか出来ないのであれば、1位になれ。なれないなら出来る仕事の幅を増やせ
フリーランス、それはつまり一人で大海原を突き進んで行くということ。仕事が横取りされたり、クライアントに裏切られたりなど、いつ何が起こるかわからない。フリーランスの世界では、生きる術を多く持っていたほうが有利なのです。
例えば著者はWeb制作のフリーランスをしてきましたが、途中紙のデザインの仕事もやりましたし、システム開発のお仕事、写真撮影のお仕事、あとは英語が分かるので翻訳の仕事も受けてきました。
さらにハッタリもかましたことがあります。出来もしないの出来ます!って言ってしまって、徹夜でWebシステムを作ったり。
自分はどっち?2種類のフリーランサー
世の中には2種類のフリーランスがいると思っています。
1つ目は、1つのことしか出来ないが、1つのことが物凄く長けていて、それで仕事がある人。 2つ目は、色々なことを要領良くこなして、器用さで仕事を得る人。
著者は2番タイプでした。もちろんWebデザイン、Web開発が得意分野で、それらが一番やってて苦じゃないと感じるのですが、振り返ってみると色々な仕事をしたことは良い経験だったと思います。
出来る仕事(技)を増やす。または1つのことをとことん極めるのいずれかをする。自分はどっちのフリーランスタイプなのかを認識することも、フリーランスで成功するための秘訣であること間違いなしです。
金額以上の仕事をする
独立したて、フリーランスに成り立ての時は(例外もあるのかもしれませんが)、どうしても相場より安いを理由に受ける仕事が多いかと思います。
これは仕方ありません。市場競争で、金額面でしか勝てないのであればそれで勝つしかありません。
でも心配ご無用。最初に安く請け負うお仕事、いつか倍返しになって戻ってきます。必ずいつか平均以上の収入を得られるようになります。それが独立、そしてフリーランスの魅力です。
しかしそれを実現するには、「どんなに安い仕事でも、金額以上の仕事をする」ということが必要不可欠となります。
どういう意味かというと、本当は20万円で受けたい仕事を10万円で受けることになった。下記のうち、どのフリーランサーが成功の道を歩むでしょうか。
- 10万円という安値で仕事を受けてしまった。こっちは安値で仕事するんだから文句言うなよな。んま、どうにか半分の時間で終わらせればいっか。ある程度のミスは無視で!さっさと片付けよう。
- 確かに10万円という半値で仕事を受けてしまったが、断る理由はなかったし、10万円はデカい。受けてしまった以上全力を尽くすしか無い。ちゃんとクライアントに満足してもらえるような、20万円の仕事を仕事をしよう。
もちろん、後者のフリーランサーが成功の道を歩みます。ここで気をつけていただきたいのが、金額以前に、1番のような姿勢で仕事に臨むようであれば、仕事は受けてはならないということ。
お金が発生し、あなたが仕事を受けた以上は、その金額がいくらであろうと、プロとしての代金をいただくということです。安値が理由で感情が入ってきたり、安値が理由でプロとしての仕事に妥協が生まれるのであれば、仕事は受けてはいけません!金額関係なしにです。
逆に高値も同じです。やりたくは無いけど高値だから引き受けるも同じ原理。そのような仕事は受けてはいけません。
自分のサイトを持つ
さいごに、これはマインドセットではなく実用的なやるべきことだと思うのですが、このご時世、独立したらやはり自分の紹介サイトを持つことが非常に重要です。
自分のサイトが無いフリーランサーの方って実は多くて、アナログなコネクションだけで仕事を得ていく方が多くいらっしゃいます。
それはそれで素晴らしいのですが、自分のサイトが無いことは自分にとっては問題でないかもしれませんが、誰かにとって、つまりあなたを紹介したい人、あなたの採用を検討したい人にとっては大問題なのです。
誰かがあなたを紹介したい時、見せられる紹介サイトがなければ、あなたは会話の中で「いい人」止まりになってしまう。これは非常に勿体ないのです。百聞は一見にしかず。あなたにはどんな実績があるのか。どんな経歴、そして取引実績があり、どんなプロフィールがあるのかを記載した自分のサイト是非作ってください。
フリーランスとは言え、一人の人間です。お客様があなたを選ぶ時、もちろん実績は大きな判断材料となるかと思います。ただ、人は人を選ぶ時、人で選ぶのです。フリーランスであろうと飲食店であろうと関係ありません。
あなたがどんな感覚を持ち、どんな声を発信し、どんな魅力を持った人間なのか。実績だけでなく、できるだけの自分を自分のサイトで表現していただれば、それが必ずフリーランスの道を歩む上で役に立つことかと思います。
まとめ
フリーランスになって安定して仕事が取れるようになるための5ヶ条をまとめると、
- 覚悟がすべて。失敗したらサラリーマンに戻れば良いと少しでも思っていたら独立は無理
- 人事を尽くして天命を待つ。できることはすべてやれ!
- 技を増やせ。生き延びる確率を上げろ。ひとつのことしか出来ないのであれば、1位になれ。なれないなら出来る仕事の幅を増やせ
- 金額以上の仕事をする
- 自分のサイトを持つ
となります。
フリーランスで成功するためには、マーケティングや技術より、人柄や運などの科学的に証明できない要素が9割を占めると言っても過言ではないと思います。
宇宙を味方にして生きていくスタイル。それがフリーランスです! あなたのフリーランス人生が成功することを心から願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。